まつ毛・マツエク情報マガジン、マツゲラボ

公開日 2018.05.19
ケア記事

【医師監修】つけまつげよりおすすめ?正しいスキンケアでマツエクの見映え倍増!

アイメイクとして人気を集めている「つけまつげ」と「マツエク」。
どちらにしようか悩んでいる方には、マツエクをおすすめします。
マツエクは、つけまつげよりも安全性が高いですし、スキンケアをしっかり行なうことで、その見映えがさらにアップするんですよ!
今回は、人気のつけまつげやまつげパーマとマツエクの比較や、マツエクの見映えがアップする、顔全体のスキンケアのポイントも解説してゆきます!
マツエクを安心して楽しむための知識と、スキンケアのコツを覚えて、“なりたい自分”を超える目元を目指しましょう!

 

ダメージのないアイメイクはない?

 

 

毎日、忙しい朝に行なうアイメイクは、スキンケアより時間がかかるのがネックですよね。

 

それに、ビューラーを使うと地まつげに大きなダメージが加わりますし、マスカラの重ね塗りをしたら、メイクが目の生え際に残ってしまい、肌や目のトラブル発生の原因になることも。

 

こうした面倒なメイクに変わって人気を集めているのが、まつげパーマとつけまつげ、そして、マツエクです。

 

メイクの時短になるだけでなく、まつげのボリュームアップもかなうので、愛用者が急増中ですね。

 

【医師監修】つけまつげよりおすすめ?正しいスキンケアでマツエクの見映え倍増!
いずれも、手軽さや持続性、デザインのバリエーションなどがおすすめのポイントとして支持されていますが、意外なデメリットもあるんですよ。

 

まずは、これら3つのアイメイクのメリットとデメリットを確認してみましょう。

 

 

つけまつげ用の液剤は危険性が高い

 

 

髪にパーマをかける時のように、まつげパーマも液剤を毛に浸透させてカールつけるのがまつげパーマです。

 

水や油分、摩擦に強いので、通常と同じクレンジングができますし、目がかゆくてこすってもデザインが崩れることは少ないのが特徴。

 

アフターケアは、3つのアイメイクの中で一番ラクですし、1カ月以上持つのもうれしいポイントです。

 

 

しかし、カールを付けるための液剤は非常に危険で、結膜炎などの目のトラブルを引き起こすほか、有害物質を吸い込むことでぜんそくや気管支炎が発生することも報告されているんです。

 

また、パーマをかけた後に症状が収まっても、もう一度パーマをかける時に液剤の刺激を受けると、トラブルが再発することも。

 

専門サロンで施術するまつげパーマですら、これだけ危険性があるんですから、自宅で行なう「まつげパーマキット」は、もっと危ないと言えるでしょう。

 

メリットよりデメリットの方が多いので、まつげパーマはおすすめできませんね。

 

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手軽な反面、肌トラブルが続出しているつけまつげ

 

 

100円ショップでも、さまざまなデザインのアイテムが販売されているつけまつげ。

 

サロンで行なう施術ではなく、自分で目元に装着するアイメイクですが、接着剤を直接肌に付けることから、まつげパーマのようなトラブルが後を絶ちません。

 

 

また、つけまつげ初心者の方は、自分の目に合ったアイテム選びのコツをつかむまで時間がかかりますし、つけまつげだけでは満足できる見映えにならず、アイメイクでカバーしなくてはならないことも多いんです。

 

接着剤メイク、ダブルのダメージが加わった状態でありながら、毎日つけまつげを続けていると、目が腫れあがって治るまでの相当な時間がかかることもあるんですよ。

 

まつげパーマ同様、カラダに害を与える可能性が高いことから、つけまつげも頻繁に行なうアイメイクとしてはおすすめしません。

 

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接着剤を使うマツエクも目に負担がかかる

 

 

専門サロンで施術を受けるマツエクは、10年ぐらい前から人気が高まっています。

 

ここ数年は、施術の技法が飛躍的に進化している上に、デザインの幅も広がってきたことから、まつげのボリュームを出すだけでなく、下向きまつげを美しい上向きに変えたり、タレ目の優しい雰囲気にしたりと、顔全体のイメージアップにもつながるようになりました。

 

また、エクステ自体の安全性も高まり、太くて重いものから、細くて軽量なマツエクが主流になってきたので、地まつげへの負担はかなり軽くなってきたんです。

 

 

しかし、エクステと地まつげの装着に使われるグルー(接着剤)はあまり進化せず、刺激性は抑えられているものの、空気に触れるとホルムアルデヒドという有害物質を発生させて、目の炎症やかゆみなどを引き起こしやすい状態にします。

 

まつげパーマやつけまつげと比べると、専門サロンで施術を受ければ、マツエクは安全性がかなり高いと言えますが、危険性がないということではないことをしっかり認識しておくことが重要です。

 

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これは、メイクやスキンケアアイテムにも言えることですが、肌やまつげに化学物質が含まれるものを付ければ、その害からカラダを守ろうという反応が発生します。

 

(安全性が高いイメージのある「天然成分」の一部にも、同じ性質をもつものがあります)

 

アイメイクアイテムや、マツエクの施術を行なうサロンでは、安全性よりもメイクの楽しさと便利さを前面に出していますから、わたしたちはこうしたデメリットは見落としがちになります。

 

液剤や接着剤などによるトラブルが頻発すると、まつげや周辺のお肌が次第に弱ってゆき、女性の大敵である“老化”が加速することにもつながりますから、

 

絶対トラブルが起きない、安全なアイメイクはない

 

ということを常に念頭に置いて、慎重なアイメイクを続けるようにしましょう。

 

 

目元のケアは、水分・油分対策が基本

 

 

アイメイクの安全性の基本を抑えたところで、今度はアイケアに注目してみましょう。

 

美しい目元をキープするには、もととなるまつげやまぶたなどのスキンケアが基本になることも、しっかり覚えておいてくださいね。

 

ここでは、おすすめのアイメイクである、マツエクをした時のケアを中心にお話を進めてゆきます。

 

 

マツエクはつけまつげと違って、人工の毛(エクステ)を地まつげに直接くっつけるアイメイクです。

 

1本のエクステは軽くても、100本ぐらい付ければ相当な重さとなるため、目元に負担がかかります。

 

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さらに、毛の装着に使われるグルーは、固まった後でも水分や油分の影響で溶けやすく、目や肌に刺激を与えるホルムアルデヒドを発生させます。

 

「マツエクは水に強い」

 

と言われていますが、これはあくまでもつけまつげなど他のアイメイクと比べてのことなので、マツエクに水分が付いたらすぐに乾かすようにしてくださいね。

 

主なポイントは、下記の3つです。

 

 

1.お風呂上りや洗顔後は、マツエクにドライヤーの冷風をあてて乾かす。

 

2.雨の日はマツエクが湿気を帯びやすいので、吸湿性の高いやわらかいコットンなどをあてて、水気を吸い取る

 

3.汗をかいたり涙が出たりした後も、目をこすらないようにしながら、すぐに水分を吸い取る

 

 

このように、水分対策はそんなに難しくないのですが、問題は油分です。

 

オイルが含まれたクレンジング剤を使わないことは基本ですが、メイクや皮脂などのマツエクへの付着は避けられず、水分のようにすぐに吸い取ることはできません。

 

そこで実践してもらいたいのが、コーティング剤とアイシャンプーの利用です。

 

 

アイシャンプーを使うと得られる3つのメリット

 

 

まず、コーティング剤ですが、これはエクステの表面をコートして、油分はもちろんのこと、水分の付着を防ぎ、摩擦によるダメージまで軽減してくれるアイテムです。

 

グルーの軟化を防いでくれるうえに、マツエクの持ちがアップするということで、マツエクサロンでもアフターケアに取り入れ始めているんですよ。

 

コーティング剤には、無色透明のタイプと、黒色のタイプが発売されていますが、後者のアイテムを使うとマスカラのようにボリュームアップした感じになり、オシャレ度がアップします。

 

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もう1つのアイシャンプーは、目元を徹底的に洗浄し、衛生状態を保つためのクリーニングアイテム。

 

顏は洗顔料、髪はシャンプーを使うように、目元には毛や薄い皮膚の特性を考えた専用のアイテムでケアするべきなんです。

 

アイシャンプーを使えば、1日の汚れをしっかり落とせるだけでなく、下記のようなメリットも得られます。

 

 

メリット1:まつげダニの繁殖を防げる

 

 

布団や枕に発生しやすいダニですが、実はまつげにも繁殖することが!

 

まつげダニはとても小さいので、目で確認することは難しいのですが、メイク汚れが毛の生え際に残っていると、これをエサにして増えてまします。

 

洗顔料での目元の洗浄では、毛の生え際まで汚れが落とせないことが多いんです。

 

ですから、アイシャンプーでキレイにする必要があるんですね。

 

 

メリット2:ドライアイなどのトラブルを防げる

 

 

これも、目元の汚れにまつわるお話しです。

 

目元には皮脂を分泌する「マイボーム腺」があり、目に油の膜を作って乾きを防いでいるんです。

 

マイボーム腺付近にメイク汚れが入り込んでしまうと、このはたらきが鈍くなってしまいますから、ドライアイをはじめとした眼病を引き起こします。

 

また、細菌感染が起こると「ものもらい」にもなりますから、毎日アイシャンプーを使って、衛生状態をキープするようにしましょう。

 

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※マイボーム腺の出口は、鏡の前で「あっかんべー」のポーズをとると瞼のふちにいくつか穴をみることができます。ここがつまると「ものもらい」になってしまいます。

 

 

メリット3:スキンケア成分が浸透しにくくなる

 

 

化粧品であるまつげ美容液などで、まつげを伸ばすことはできませんが、ハリやコシをつくり出すことは期待できます。

 

しかし、油分は元気なまつげづくりの妨げになり、美容成分なども無駄になってしまうんですね。

 

当然、マツエクの持ちにも関わってきますから、デザイン崩れが早く発生し、リペアの頻度が高くなって出費が増えることにつながります。

 

 

こうしたまつげや生え際の仕組みと、ケアアイテムの機能を知っておけば、適切な目元ケアができるようになり、

 

「マツエクが持たない」

 

「地まつげがすぐに弱る」

 

といったお悩みを解消することができますから、ぜひ、毎日のケアに取り入れてみてください。

 

 

マツエクが映える正しいスキンケアのポイントは?

 

 

最後に、目元以外のスキンケアについてお話しします。

 

目元だけキレイでも、顏全体がくすんでいたり、大人ニキビが出ていたりしたのでは、マツエクのデザインが台無しになりますからね。

 

スキンケアの基本は、1にも2にも保湿です。

 

化粧水でお肌にしっかり水分補給をしていても、それを肌の内部で蓄えて、蒸発させないためのケアをしていなければ、肌は乾燥してさまざまなトラブルを引き起こします。

 

ですから、スキンケアアイテムを選ぶ時は、保湿機能の高さを重視するといいでしょう。

 

 

また、スキンケアの常識で、

 

「化粧水で水分補給をした後は、乳液などの油分でフタをする」

 

というケアが浸透していますが、近年の皮膚化学の研究で、こうしたケアはお肌の水分と油分のバランスを崩すことが分かってきたんです。

 

肌への油分補給は、お肌が分泌する皮脂で十分なので、よほどの乾燥肌でない限り、乳液を使う必要はありません

 

 

最後になりますが、まつげや生え際の皮膚、そして、お肌全体の細胞の活動は、良質な睡眠をとることで活発になります。

 

良質な睡眠とは適切な睡眠時間(6~7時間)をとって、深い眠りをとることです。

 

とくに、眠りについてから3時間の間は、成長ホルモンの分泌が高まりますので、熟睡できれば美肌に近づきますし、まつげも本来の成長力を取り戻してゆきます。

 

この「ゴールデンタイム」に熟睡できるよう、布団の中でスマホを操作する、寝る前にお酒を飲む、休日に寝だめをするといった、深い眠りの妨げとなるような行動は避けるようにしてくださいね。

 

【医師監修】つけまつげよりおすすめ?正しいスキンケアでマツエクの見映え倍増!
インスタ映えするマツエクを見ると、やっぱり目元だけじゃなく、お肌もキレイな方が圧倒的に多いんですね。

 

今回紹介したポイントを踏まえて、つけまつげやまつげパーマではなく、正しいケアも同時に行なうマツエクを続ければ、きっとみなさんも目元の映え方が数段アップすることでしょう。

この記事を監修したドクター

ドクターイメージ

弓削田 浩主 医師

東京形成美容外科院長/美容外科専門医

経歴

千葉県出身。大手美容外科本院外科部長、大手スキンクリニック本院院長を経て、2016年に東京形成美容外科院長へ就任。12年以上の経験から、症例数110.000例以上を誇る。「手術数でわかるいい病院2017」「データで探す病院の選び方2017〜2018」や各ファッション誌、テレビ等、多くのメディアで取り上げられている。