まつ毛・マツエク情報マガジン、マツゲラボ

公開日 2018.05.13
ケア記事

【医師監修】まつげが伸びてマツエクが長持ちするコツ教えます!

まつげ美容液に代表される「マツイクアイテム」が増えてきたこともあって、地まつげのケアに力を入れて、マツエクを長持ちさせようと頑張る人が多くなりましたね。
でも、大切なことを忘れてマツイクを続けているケースが多く、機能性が高い美容液などを使っても、全然まつげが元気にならないと悩んでいる方も見受けられます。
そこで今回は、まつげが伸びてマツエクが長持ちするという、女性なら誰もが憧れる目元を実現するために、日常生活の改善ポイントを解説してゆきますね。

 

睡眠不足でマツイクが無駄になる?

 

 

みなさんは、

 

「マツイクに一番効果的なことは?」

 

と聞かれたら、どのように答えますか?

 

 

ほとんどの方は、まつげ美容液を使うとか、育毛剤を塗るといった、化粧品や医薬品などを利用する方法を挙げることでしょう。

 

マツエクを長持ちさせるのに、こうしたアイテムを利用することは、決して間違いではないのですが、根本的なケアができていな状態でいると、逆効果になることも

 

そのケアとは、

 

「規則正しい生活を続けて、食事と睡眠をしっかりとる日々を送る」

 

ということです。

 

 

風邪を引いて発熱したり、咳が止まらなくなったりした時のことを思い出してください。

 

薬を飲めば症状は軽くなりますが、体調不良の改善は、栄養補給と休息をしっかりしなくては、かなわないですよね?

 

マツエクが長持ちする、健康的なまつげを目指すのも同じです。

 

食事の栄養摂取が不十分で、睡眠不足が続いていたら、高価なまつげ美容液もムダになってしまいます。

 

【医師監修】まつげが伸びてマツエクが長持ちするコツ教えます!
日常生活の中には、こうしたマツイクの基本となるポイントがたくさんありますから、美しい目元を実現するためにも、カラダの仕組みを確認しながら、みなさんの生活に取り入れてください。

 

まずは、意外と知らない人が多い、まつげが伸びる仕組みから解説してゆきます。

 

 

生えてきたまつげは、1カ月で抜ける?

 

 

まつげも髪の毛と同じで、一定の周期で伸びた後は成長がストップして、やがて抜けてゆきます。

 

そして、また新しい毛が作られて、目に異物が混入したり、刺激が加わることを防いだりしているんです。

 

このまつげの生え変わりサイクルは、「毛周期」と呼ばれていて、30~100日周期となっています。

 

マツエクを長持ちさせるために、覚えておくと必ず役に立つ知識ですので、毛周期の流れをチェックしてゆきましょう!

 

 

成長初期:新しい毛が生まれる

 

 

食事から得た栄養素は、毛細血管から「毛母細胞」へ運ばれて、そこで細胞分裂が進んでまつげが作られます。

 

生えてきたばかりのまつげは非常に細くてダメージを受けやすいので、成長初期にある毛にはマツエクをしてはいけません

 

【医師監修】まつげが伸びてマツエクが長持ちするコツ教えます!

成長期:毛が太く長く伸びる

 

 

まつげが成長期に入ると、太さや濃さが出てきて、マツエクの重みにも耐えられるようになります。

 

(※ダメージがまったく発生しないということではありません)

 

このタイミングでまつげ美容液を使うと、ハリやコシが出てきますよ。

 

 

退行期:まつげの成長が止まる

 

 

成長を続けたまつげも、しばらく経つと退行期に入り、全体の毛が皮膚の外部に露出します。

 

マツエクをするのに最適なのは、この時期にある毛です。

 

ただし、退行期が過ぎるとまつげは抜けてゆきますので、地まつげに付けたマツエクも一緒に外れてゆきます。

 

マツエクの持ちが3~4週間と言われているのも、このためです。

 

 

マツエクの持ちがよいのはうれしいことですが、1カ月以上も持つとうたっているサロンでは、接着力が強いグルーを使っている可能性があり、目のトラブルが発生しやすくなります。

 

「マツエクが長持ちする」

 

というのは、3~4週間以上エクステが取れないということではなく、

 

一定期間、持ちが持続すること

 

と覚えておいてくださいね。

 

まつげの退行に合わせて崩れたデザインは、次回の施術で直してもらうのが、正しいマツエクです。

 

【医師監修】まつげが伸びてマツエクが長持ちするコツ教えます!

休止期:毛母細胞の活動が止まる

 

 

毛母細胞は常に細胞分裂を繰り返しているのではなく、まつげの休止期に入ると活動をしばらく停止します。

 

この時期の毛は、ちょっと擦っただけで抜けてしまいますので、マツエクを付けることはできません。

 

 

まつげや毛母細胞への栄養補給を妨げる要因

 

 

まつげはこのような周期で成長と退行と繰り返しているのですが、成長の妨げとなる生活習慣を続けていると、まつげは本来の長さまで伸びず、毛が細くなって途中で切れることもあるんです。

 

・以前より、明らかにまつげの量が減った

 

・部分的に毛が生えていなくて、スカスカしている

 

・マツエクをすると、すぐに地まつげごと下がってしまう

 

こんなお悩みを抱えている方は、まつげ美容液などでマツイクする前に、まずは、食生活や睡眠を見直してみてください。

 

 

見直しポイント①:朝食は必ず食べる

 

 

朝食は1日のエネルギーを補給するための、大切な活動です。

 

何も食べないで日中の活動を始めても、体温を上げるためのエネルギーがないため、血液のめぐりが悪くなるんです。

 

こうなると、まつげの成長に必要な栄養が毛母細胞まで届きにくくなりますから、まつげの成長力が低下します。

 

食欲がない朝でも、美しいまつげをサポートするビタミンCが豊富な果物や、深い睡眠を得るのに役立つ牛乳を飲むようにしてください。

 

朝食を食べる習慣が身に付けば、女性に多い冷え症の改善も進み、まつげが生える美肌づくりにも役立ちますよ。

 

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見直しポイント②:カラダを冷やす飲食物を控える

 

 

食べ物には、カラダを冷やすものと、逆に、ポカポカにするものがあります。

 

マツイクに効果的なのは、いうまでもなく“ポカポカ食材”を食べることです。

 

ネギやニンニク、ショウガなどを毎日食べるようにして、カラダを冷やす添加物が多い冷凍食品やレトルト食品は、なるべく避けるようにしましょう。

 

 

また、マツエクが長持ちする元気なまつげを育てるためにも、飲み物の温度にも気を付けてください。

 

冷蔵庫で冷やした水をそのまま飲むと、内臓が一気に冷えて体温が低下してしまいますから、これまた血行不良につながります。

 

水やお茶は、なるべく常温で飲むようにすると、毛母細胞まで栄養がしっかり届くようになりますよ。

 

 

見直しポイント③:カフェイン飲料を控える

 

 

コーヒーや紅茶、緑茶など、カフェインが多く含まれているドリンクが好きな方は、1日に飲む量を減らしてみてください。

 

カフェインを摂取すると心身がリラックスしますが、その一方で、利尿作用もあるため、トイレに行く回数が増えます。

 

排尿時には、体温が奪われてしまいますし、水分補給を適切に行わなければ、カラダが水不足になってまつげの成長の妨げにもつながりますよ。

 

大好きな飲み物を全部控えるというのは、ストレス蓄積の原因になってしまうでしょうから、飲む量を減らして、ハーブティーなどのノンカフェインドリンクにしてみましょう。

 

ただし、カフェインそのものが直接的に育毛に悪いというわけではありません。

 

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見直しポイント④:まつげが作られる時間帯に熟睡する

 

 

夜の10時~2時は、お肌のゴールデンタイムと言われているので、この時間帯に眠らないと肌荒れが起きると言われていますよね?

 

実はこの常識、間違いなんです。

 

 

正しくは

 

眠ってから3時間の間、グッスリ熟睡する

 

という睡眠で、就寝時間にこだわる必要はありません。

 

(ただし、あまりにも遅い時間に布団に入るのはNGです)

 

睡眠というのは、浅い眠りと深い眠りが繰り返されるのですが、一番深い眠りというのがこの“眠りについてから3時間の間”に発生するんですね。

 

この時間帯は、まつげを成長させるホルモンの分泌も活発になり、昼間の活動で受けたダメージ(紫外線や化学物質の影響など)の修復も進みます。

 

 

こうした睡眠の特徴を理解して、布団に入る前は心身のリラックスを心がけて、快眠の妨げになる行動は絶対に避けてくださいね。

 

下記に、ありがちな行動を挙げてみましょう。

 

・寝る前にお酒を飲んだり、タバコを吸ったりしている

 

・夜になっても、昼間と同じぐらい明るい部屋で生活している

 

・寝る直前にお風呂に入って、体温を上げている

 

・夕食をとる時間が、就寝時間に近い

 

・テレビをつけたり、音楽をかけたりしたまま寝ている

 

・布団に入ってからも、スマートフォンをいじっている

 

【医師監修】まつげが伸びてマツエクが長持ちするコツ教えます!
繰り返しになりますが、

 

毎日の深い睡眠は、もっとも効果があるマツイク

 

ですからね♪

 

マツエクの長持ちを実現するためにも、今日から実践してみてくださいね。

 

 

見直しポイント⑤:中途覚醒が起きない環境を作る

 

 

布団に入ってすぐに眠れても、寝ている間に外部から刺激を受けたり、寝具の湿度が高くなったりすると、夜中に何度も目が覚めるようになるんです。

 

これを、中途覚醒と呼びます。

 

中途覚醒が頻発すると、深い眠りより浅い眠りの時間のほうが長くなり、まつげの成長が妨げられてしまいます。

 

こうした症状がある方は、寝室の環境を見直してみてください。

 

快適に眠れる寝室の環境は、夏は室温が26度、湿度が60%前後です。

 

逆に、寒くなる冬はもう少し低く、室温は20度前後がベストで、湿度は同じ60%となります。

 

 

見落としがちなのは、布団の中の環境です。

 

室温や湿度が最適でも、寝具の中が高温・多湿な状態になれば、寝苦しくて中途覚醒が発生してしまいますし、汗の気化熱でカラダが冷えてしまい、血行不良を招くことも。

 

深い睡眠を得るために必要な寝具内の環境は、温度は33度前後、湿度は50%前後です。

 

夜中に何度も目が覚める方は、100円ショップなどで温度と湿度が測れるグッズを買ってきて、自分の布団の環境をチェックしてみましょう。

 

これも健康的なまつげを育てて、マツエクが長持ちするための、大切なマツイクですよ!

 

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サプリはマツイクに効果はある?

 

 

ここまでのお話しで、食事と睡眠を中心とした生活改善が、まつげの成長に重要であることが、改めてお分かりいただけたと思います。

 

でも、毎日忙しい生活を送っていると、規則正しい生活に改善したくてもできないという人も多いことでしょう。

 

そこで注目したいのが、サプリメントの利用です。

 

不足しがちな栄養を手軽に補えますから、マツイクの心強いサポートアイテムになりますよね。

 

 

しかし、注意したいのが、まつげの成長効果が期待できるサプリと、科学的根拠がないサプリがあることです。

 

マツイクにおすすめなのは、ビタミンCトリプトファン(睡眠サプリ)。

 

前者は、紫外線によって発生する活性酸素の除去に、後者は寝つきのよさをサポートして、まつげの成長を促す成長ホルモンの分泌に役立ちます。

 

ただし、

 

・どんなサプリも過剰摂取による副作用のリスクがあること

 

・栄養摂取の基本は、食事から

 

ということをお忘れなく!

 

サプリは食事の代わりに摂るものではなく、栄養補助のために利用するものですからね♪

 

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ちなみに、最近は「まつげ育毛サプリ」にも人気が集まっていますが、育毛効果の医学的根拠が乏しいですし、サプリに含有された栄養素は食事で摂取しやすいことを考えたら、あまりおすすめできるものではありません。

 

偏食でない限り、あえてサプリで栄養を積極的にとるというのは優先順位が低いかもしれません。

 

 

今回のまとめ

 

 

食事と睡眠は、心身の健康と美容を維持するために不可欠な活動であることが、再認識できましたね!

 

先ほどもお話ししたとおり、マツエクの長持ちが実現する健康的なまつげは、食事からの栄養補給がきちんと行われており、深い睡眠で細胞の活動が活性化していることで生まれます。

 

まつげ美容液などの化粧品は、サプリと同じ、まつげ育成のサポートアイテムなんですね。

 

こうした正しいマツイクを覚えて、1つずつ生活改善してゆけば、まつげの状態はどんどんアップしてゆきますし、マツエクの新しいデザインにも挑戦できる、強いまつげが育ちます。

 

理想の目元を目指して、今日から楽しく生活習慣の改善に取り組んでゆきましょう!

この記事を監修したドクター

ドクターイメージ

弓削田 浩主 医師

東京形成美容外科院長/美容外科専門医

経歴

千葉県出身。大手美容外科本院外科部長、大手スキンクリニック本院院長を経て、2016年に東京形成美容外科院長へ就任。12年以上の経験から、症例数110.000例以上を誇る。「手術数でわかるいい病院2017」「データで探す病院の選び方2017〜2018」や各ファッション誌、テレビ等、多くのメディアで取り上げられている。